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- 13000円の高級筆箱のレビュー記事
- 革メーカーHERZと木製雑貨メーカーHacoaのコラボ商品
- 生まれてはじめて筆箱にオイル塗りました
:::もう一生、筆箱を換えることはないだろう…!
NICOAをご覧頂きありがとうございます、Jimon(@jimon_s)です。
僕はかなり物持ちがいいほうで、たとえば筆箱はもう10年近く使っています。
高校時代から持ち歩いた、愛着たっぷりの相棒です。
でも、流石にダメージも目立ってきて、そろそろ買い替えの時期かなーと。ひまを見つけてはよさげな筆箱を探す、そんな毎日をおくっていました。
そんなとき目に止まったのが、あのHERZとHacoaのコラボ商品「Bookペンケース」。
大好きなブランド2つのコラボとあって、もうみた瞬間に一目惚れ。
13000円という価格の壁に戸惑いもしましたが、結局買ってしまいました。
今回はこの喜びを、そのままお届けしたいと思います!
HERZとHacoaって?
HERZってなに?Hacoaってなに?という方もみえると思うので、まずさくっと2つのブランドをご紹介しましょう。
一生モノの鞄ブランド「HERZ」
HERZは、東京は表参道に本店を構える、革鞄工房。
以前ご紹介した僕の鞄を作られているメーカーです。
「一生使える」をテーマにされているだけあって、使いやすさ・丈夫さはピカイチ。
他のメーカーとは一線を画した、カジュアルなデザインが特徴です。
もし「いいカバン探してるんだけど」…と相談されたら、僕はまちがいなくHERZを推しますね。
A級の木製雑貨「Hacoa」
Hacoaは、オシャレな木製雑貨のブランドです。
他にも木製の名刺入れだったり、iPhoneケースだったり、木のぬくもりが好きな方にはたまらない製品ばかり扱われています。
この最強の革と木のメーカーがコラボしたのが、今回ご紹介するペンケース。もういいものでないわけがない…!
そしてやってきたペンケース
▼「おまえほんとに筆箱かよ」という美しい箱に入り、うちに届いたペンケース。
開ける前からもう風格が漂っています。
iPhoneしかりMacしかり、上質な紙箱のワクワク感ってすごい。
▼フタをあけると、真新しい革のボディが…!
▼一見財布のようにも見える存在感バッチリのフォルム。
▼革のカバーを開けると、木のトレイが顔を覗かせます。
トレイ部分は、贅沢な一枚板からの削り出し。丹念にヤスリがけされていて、どこを触ってもすべすべで気持ちいい。
さすがHacoa、いい仕事してくれます。
▼いい家を与えられて、ペン達も嬉しそう。
いつも持ち歩いているペン達も、この筆箱に入れると高級に見えてくるから不思議です。
コバがすばらしい
そして、なにより見ていただきたいのがコバの部分。
コバというのは、革製品の端っこの部分のこと。ここの処理が甘いと見た目が損なわれるばかりか、耐久性も大きく下がってしまいます。
なので、職人さんたちはここの処理に創意工夫を凝らすわけです。
仕上げ方に正解はなく、つまりは腕の見せ所。なんでも見る人が見れば、コバ1つでその職人の技量をはかれてしまうほどだとか。
では、ペンケースのコバを見てみましょうか。
美しい・・・。
ザラザラどころかむしろ滑らか。手で触っても毛羽立ちを感じられません。
かつてここまで丁寧に仕上げられた筆箱があっただろうか。
これでもまだ未完成
さて、褒めに褒めちぎってきたこちらの筆箱ですが、なんとまだ未完成なんです。
と、いうのも革製品は長年使ってようやく完成に至るものだから。
これから毎日使ううち、色が濃くなり傷がつき、ようやく自分だけのモノになる。「育てる」楽しみがあるのが革製品です。
完成するのは5年先か10年先かわかりませんが、大切に育てていきたいと思います。
あとがき
このタイプの革はオイル塗りをして育てるタイプなので、「筆箱にオイルを塗る」というめったにない体験ができました。
今回僕が購入したのは「キャメル×アルダー」ですが、もう少し落ち着いた色合いの「チョコ×ウォールナット」も展開されています。
年齢問わず、男性ならだれにでも好まれるデザインなので、プレゼントにもいいかもです。
個数限定品なので、興味のある方はお早めに。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
Jimon(@Jimon_s)でした。