Stingerのカスタマイズ楽しんでますか?
カスタマイズ好きの方の中には「もう原型留めてないよ」という方も多いはず。もともとあった「サイトタイトル」や「説明文」をごっそり消している方をよく見かけます。
ただそんな方に要注意!
そのカスタマイズがStingerのアウトラインをぐちゃぐちゃにしているかもしれないんです!
今回はSTINGERでやってはいけないカスタマイズ、特にサイトの説明文を消してはいけない理由についてお話しします。
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サイトのSEOとアウトライン
StingerシリーズはとにかくSEOに強いことで有名なテーマです。ブログページが検索上位に来るよう計算して作られています。
その中で今回問題となるのが「アウトライン」というモノです。
アウトラインはホームページの構造図。
検索順位を決めるロボットは僕達のようにサイトの外観を視覚的にみることはできないので、このアウトラインに沿ってサイトがどんな構造をしているのかを把握します。
検索上位を狙うならわかりやすいアウトラインは必須になってくるんですね。
アウトラインはhタグで出来ている
アウトラインはサイト内の「hタグ」からできていて、hタグにはh1〜h6の種類があります。それぞれの役割は
という感じ。図で表すとこうなります。
※実際にはhタグ以外も絡んできてこんなにカンタンなものではありません。詳しく知りたい方はこちらのページを参考にしてください
【参考】はじめてHTML5でコーディングする時に注意したいアウトラインとかいろいろ|Web Design RECIPES
ひとまずここでは「h1が一番大きな見出し」ということさえわかってもらえればOKです。
STINGERではどうなってるの?
ではSTINGERのアウトラインがどうなっているのか見て行きましょう。STINGER3の場合トップページのアウトラインはこんな感じになっています。
「サイトの説明文」が一番大きな見出しになっているんですね。
これをとってしまうのは新聞から大見出しを無くすようなもの。検索ロボットからしたらとても見づらく、わかりにくくなってしまうんですね。
なので絶対に説明文を消してはいけません。
ちなみにこのサイトではなにも意識せず説明文を全消去していたので、アウトラインはこうなっていました。
一番上の階層に記事タイトルがズラズラと。。見づらいですね。
ちなみにトップページ以外では
が大見出しになっているので「説明文」はそれほど大きく影響しません。
STINGER5の場合でもトップページでは「説明文」が一番大きな見出しになります。STINGER5のアウトライン構造はこちらのページでわかりやすく解説されているので参考にしてください。
【参考】Stinger、Gush、Simplicity、Principleのアウトライン構造を比較してみた
じゃあどうしたらいいの?
一番いいのは「説明文」を消さないこと。
また説明文以外にも「hタグ」が設定されている部分は迂闊に変えてはいけません。STINGER本来のアウトラインを崩さないことが大切です。
「どうしても説明文を消したいんだ!」という場合には他の部分を忘れずh1に設定しておきましょう。
僕の場合は説明文の代わりにロゴ画像をh1にしました。
あとがき
ある程度カスタマイズしたらアウトラインを確認する、というクセをつけましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
Jimon(@jimon_s)でした。